70-80年代インドネシアのjazz&popを代表したヴォーカリストmargie segersのタイトルもズバリjazz vocal indonesiaと題されたシリーズ1977年vol.2。jazzと言ってもいわゆるフォービートのモダンジャズヴォーカルではなく、70~80年代のインドネシアカラーが感じられるブラックフュージョンjazzな感覚を持ったfunkyにしてメロゥなナンバーやブラジル的な軽快でメロゥナンバーが並びます。バック＆プロデュースもこのあたりのpop jazzを得意とするireng maulanaが担当。インドネシアのジャズ、フュージョン、pop indonesia、city popを聞くには欠かせないシンガーです。margieに駄作なし。本作はジャケットのないアナログ盤もありますが、アナログ盤には収録時間の問題で、なんと最重要ナンバーのB-1/TERLAMBAT SUDAHが収録されていません！実はこの曲ブレイクビーツばりのドラムで始まるファンキーJAZZナンバーでこれを聞かないと大損害、やはりインドネシアはレコードだけではダメ。ということです。